4月
アジアイトトンボがたくさん生まれました。
5月
アジアイトトンボの羽化。「だんだん羽がのびてきたね。」と見つめていると、
突然クモがやってきて、食べられてしまいました。
その様子は衝撃的で、みんなで食い入るように見つめました。
食物連鎖の生々しい光景でした。
『いただきます』の意味は、『大切ないのちをいただきます。』だから、いのちを無駄にしないようにいただくかなければ…と子どもたちに伝えました。
6月
アジアイトトンボが蚊を食べていました。
まさにいのちのバトンタッチ。
7月
稲もずいぶん大きくなってきました。
黄色、紫、黒の古代米。マンゲツモチととてもカラフルです。
稲がいっぱい食べられている葉っぱをよく見ると、まあ!かわいい!キティちゃんの顔みたいなヒメジャノメの幼虫がいました。
蛹になろうと静止している子もいました。
さらに、 たくさんの蛹。もうすぐ羽化しそうな色の子もいました。
≪わくわくはたけ≫
ビオラがいっぱい咲きました。
ビオラが大好きなツマグロヒョウモンの幼虫がいました。
ビオラの葉っぱや花をモリモリ食べて、大きなウンチをいっぱいして、幼虫はとても大きくなりました。そして蛹になろうと静止しています。
皮を脱いで、蛹になります。
皮を脱いだばかりの生々しい蛹。
しばらくすると乾いて、突起が鋭くなり、模様が金ピカに光ります。キラキラで素敵!
10日ほどして、黒くなってくると…
羽化しました!生まれました!男の子です!
縮んでいた羽がだんだんのびてきました。
羽を少し広げて、風を送って、乾かします。
みんなでこの瞬間を見守ります。とても神秘的で感動的な瞬間です。
あっ!赤いおしっこをしました!ビックリ!
メス(左)オス(右)
いただいた幼虫もたくさんいたので、トリプル羽化を見られた日もありました。
羽化後の蛹の殻は、金ピカではありません。どこが光っていたのかなぁ?
わくわくはたけにいっぱい咲いたヨイマチグサを食べていた、セスジスズメの幼虫を見つけました。
いっぱい食べたら、糸を出して、土の中に巧みに巣を作り始めました。
ありがたいことに、よ~く見えるように、上手に作ってくれました。
そして落ち着いて、蛹になりました。
10日後、立派なセスジスズメガが誕生しました。
≪園庭≫
くすのきの葉っぱを食べている幼虫を見つけました。
アオスジアゲハの中齢幼虫と終齢幼虫です。
しばらくすると蛹になりました。
蛹の色が変わって、とてもきれいなアオスジアゲハが羽化しました。
なんて素敵なデザインなんでしょう!
自然って素晴らしい!
≪玄関≫
今年も3月の下旬頃よりツバメがやってきました。
お父さんとお母さん。卵を産んだのかな?
しばらくすると、元気な赤ちゃんが生まれました。
お母さんからエサをもらって、すくすくと大きくなりました。
クリクリした目がかわいい~!
元気よく飛び立ちました。でも、夜になると我が家に帰って来て、寝ていますよ。
(*^^)v たくさんのいきものたちの出会いの中で、子どもたちはいのちの大切さを学んでいます。